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ウリンの長所と短所

ウリン(ビリアン、ボルネオアイアンウッド)は他の木材に比べ圧倒的な耐久性を持ちますが、勿論短所もあります。

ウリンはクスノキ科で、一般的にクスノキ科は耐久性が高く、例えば宮島の海中鳥居は楠で作られています。クスノキ科は幹の中に特殊な薬用成分が含まれることが多く、耐久性が高いと推察します。

ウリンの場合、ポリフェノール(タンニンと同種)を非常に多く含み、その抗菌作用により、バクテリアが繁殖せず=タンパク質が腐敗しない=腐らない、と考えられます。シロアリなどの害虫も寄せ付けないため、高温多湿の環境でも腐らない、最強の木材と言えます。全くの無害成分です。

余談ですが、ポリフェノールを含む、果物(柿、ブドウなど)は腐りにくく、干して保存できます。

さて、ウリンの短所ですが、施工直後から3カ月程度の期間に雨が降ると、表面のポリフェノールが溶け出し、紫外線で酸化することで赤く発色します。特に柱下の基礎石などが赤くなります。ポリフェノールは水溶性ですので、その後の雨で流れ、次第に薄く目立たなくなりますが、あらかじめお客様にはご理解頂くようにしております。

車庫上ウリンデッキで、下の車が赤くなるのではという質問をよく頂きますが、ポリフェノール自体は非常に薄い色で、酸化し、重なることで赤くなりますので、車の場合は流れ落ちるため、色は付きません。もし色が付いた場合でも、通常の洗車で落ちます。

コンクリートなどが赤くなった場合の対処方法もございます。

以下、弊社での実験写真をご参照ください。完全に色が落とせました。

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立てかけたウリンが雨に当るとポリフェノールが流れ、赤く発色しました。

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塩素系洗剤(キッチンハイター)で漂白出来ます。又、次亜塩酸ナトリウム(さらし粉)も有効です。

ウリンが入手できない業者は、ウリンの欠点として、アクが酷いと喧伝してますが、他のハードウッドでもアクが出る樹種が多く、ヤニのように固まる成分もあります。間違った情報を信じないように、お願い致します。

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