斜面の有効利用はウリンがベスト

斜面を有効に活用できます。

日本では住宅用地の確保が難しく、山や丘陵まで住宅が建っています。斜面も土地の一部ですから、何とか有効に利用して、庭や住宅の一部にしたいですね。

ただ、斜面は転落の危険があるので、強度や耐久性のある構築物が必要です。例えば、ウッドデッキを作るのであれば、超長期に渡る安全が確保出来るウリンが最適です。

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2010年に施工させて頂いた急斜面に張り出したウリンデッキです。

既存デッキ(レッドシダー)が腐り危険なため、ウリンでリニューアルしました。勿論現在まで全く何もせず、堅牢です。塗装もメンテナンスも不要なのはウリンです。

f:id:chanoki:20170228104634j:plain 一般的にウッドデッキは見えない部分から腐食します

揺れが大きくなったり、釘が飛び出て来たら寿命と考えてください。

 

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ウリンの種

ウリンの種を見たことがありますか?

と言われても、まず居ないと思います。

これがウリンの種です。

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長さは12㎝位、太さは6㎝位の大きな果実で中に種が入ってます。

当社は植林をしてますので、特別に許可を得て入手し持ち帰りましたが、非常に珍しいものです。現地では、果実を精力剤として使っていると聞きましたが、味・成分などは不明で、勿論私も試してません。想像ですが、ポリフェノールをたっぷり含むウリンですから、その果実もポリフェノールが大量に含まれている=渋い、と考えられます。

この実から、最強の木材ウリンが育つと思うと、何かロマンを感じます。

資源は大切に使いたいですね。

 

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ハイデッキはウリンがベストです。

腐ったハイデッキは危険です

湘南の海沿いの道を走ると、2階から張り出したウッドデッキをよく見かけます。海を見ながらのライフスタイルは、憧れの的ですが、海の近くは風も強く、塩害もあり、一般の木材にとっては非常に厳しい条件です。

高さのあるウッドデッキは、腐ると突然フェンスが倒れたり、床が落ちたりして、非常に危険です。腐れは年月を経て、主に床下の水分が溜まる場所から浸透するため、日光に晒される床上は何とも無くても、下地(根太・梁・柱など)が腐っているケースが多いです。

腐れのサインとしては、床から釘が飛び出す、床の一部が凹む、フェンスの揺れが酷くなる、デッキ全体が揺れる・傾くなどの現象が起きてきます。その場合は、一部を補修しても、他の部分が近い将来腐りますので、全体を撤去・新設が必要です。

ウリンは強度・耐久性共、現存する木材では最強といえますので、数十年ー百年先まで後悔しないウッドデッキになります。

防腐剤塗装(毒性があります)も全く不要で、メンテナンスフリーです。

外部は当然汚れますが、デッキブラシで水洗い(洗剤も可)するだけが、オーナーの負担です。

夏場も火傷するほどには熱くならず、強度があるので、お子様のプールを出したり、友人を沢山呼んでBBQなど、利用方法は無限大です。

生活を豊かに=ウッドデッキライフはいかがでしょう?

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ウリンならではのこんな使い方②

堅い話はひとまず置いて・・・

お地蔵様も安心です

日本の文化であるお地蔵様は、地域の方に愛されています。露座のお地蔵様が多いですが、大切にされる地域では、雨露をしのぐ地蔵堂を作っています。

しかし、一般材では数年で朽ち、折角のお地蔵様が可哀想ということで、地域のご協力を頂き、ウリンで再生しました。

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心なしか、お地蔵さん達も微笑んで?いるようです。

以前はこんなでした

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もう、この先100年レベルで安心です。合掌

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今、熱帯雨林で何が起こっているか

熱帯雨林を伐採してはいけないのか?

有史以来、人は木材を利用し、火を起こし、家を作り、あらゆる道具を作ったりしてきました。木材こそ人類に最も親しい物質と言えるでしょう。

文明の発展や人口増加により、木材の消費量が増えたため、木材を絶やさぬよう植林をしてきました。本来、森林は針葉樹と広葉樹がバランスよく生育することが理想ですが、植林は採算重視で生育の早い、杉・松などの針葉樹が主体であるというのは残念な話です。針葉樹は保水力が低く、落葉の腐葉土による川への栄養補給もないため、海中プランクトンも減少するという報告もあります。厄介な花粉も出ますね。

一方、熱帯雨林は東南アジアや南米などの亜熱帯地域の常緑樹(広葉樹主体)の天然の森林です。膨大な資源と安い労働力により、保有国の有力な輸出財源になってきました。しかし、天然ですから、伐採すれば減ってきます。典型的な例として、フィリピンのラワン材は既にほとんど出材出来ません。

では、どうすればいいのでしょうか?

熱帯雨林の樹種は研究が進んでいますが、まだはっきりとした生育条件がわからず、特定の種類しか植林が成功してません。又針葉樹に比べ、生育が遅いため、100年レベルでの将来を見据えた事業になり、採算的に難しいのが現状です。

でも、解決方法はあります。

大局的に森を観察し、大きく育った必要な木だけを伐採し、未成育な木や未利用樹種を残します。そうして森を進んで行き(といっても数百キロあります)、数十年後に元の森に戻り、育った木を伐採することを繰り返し行えばいいのです。先のフィリピンの例は、不幸にもラワンという有用樹種がかなりの密度で生育していたため、集中的に伐採し、いわばはげ山になってしまいました。こうなると、もう森は育ちません。

こうして、計画的に伐採すれば、森は保存されます。もちろん、盗伐などを防ぐことも必要で、近年、保有国も規制を強化し、森の保存に尽力してます。

エコ燃料が森を殺す?

しかし、残念ながら、森は減少しています。移住した人々が畑にするために、すべての木を切り、焼き畑にしています。又、収入を得るために生育の早いパームヤシを植え、食用や燃料用の油を取っています。石油系ではない、エコ燃料と呼んでいます。

何か変ですね。森をつぶして、エコでしょうか?

ボルネオ島北部(マレーシア・サバ州)は既に多くの森がパームヤシ畑になっています。森の動物たちは、何処へ行ったのでしょうか?

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ウリンならではのこんな使い方も

ウリンは水分に最も強いので・・

ウリンの歴史や他の木材との比較など述べてきましたが、ちょっと一息入れましょう。閑話休題

元々水中で使用されたウリンですから、他の木材ではすぐに腐るような環境でも、圧倒的な耐久性があります。又、強度も非常に高いため、重いものを乗せても大丈夫です。そこで、思い付いたのが、こんな使い方です。

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そうです。盆栽の台に使ってみました。盆栽の鉢は重く、毎日水やりをし大事に育てられます。台が丈夫でなければ、高価な盆栽が揺れたり、落ちたりして大変なことになります。これらは約10年以上前の写真ですが、もちろん現在でも変わらずに使われてます。

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ウッドデッキの耐久性、本当のところ

ウッドデッキはどれくらい持つの?

一般的なウッドデッキは、建築材料として使われる、安価な、松や杉、或は油性分で耐久性があるヒノキ・レッドシダーなどの針葉樹で作り、毒性の高い防腐剤を塗り耐久性を高める方法が取られてます。材料も容易に入手でき、釘で簡単に製作出来るため広く普及してます。安価ですが、耐久性は低く、条件に依りますが、塗装をしても、松・杉で3-5年、レッドシダーでも6年―10年で、床下から腐ります。

初期投資は安いですが、1-2年ごとの塗装や、腐ったデッキの撤去・廃棄処分・新設で費用が掛かります。(以下ソフトウッドといいます)

一方、ハードウッドは主に熱帯雨林の広葉樹で、近年多くの種類が輸入されてます。耐久性は針葉樹に比べ圧倒的に高く、10-30年と言われてます。勿論、ウリンはその中でも最高の耐久性で、ほぼ半永久的です。ハードウッドはソフトウッドに比べ、価格が高く、製作も釘ではなく、ビスで強固に留めるため難易度が上がります。

初期投資は高いですが、長いスパンでのコストパフォーマンスはソフトウッドよりいいでしょう。

樹脂系デッキの耐久性については、まだ開発間もない製品ですし、木質性分(木粉)の混入率や製品自体の品質が様々ですので、わからないというのが現実です。ただ、各メーカーの言うように、半永久的というのは間違いで、プラスティック部分が劣化しますし、木質性分が腐ったり、カビたりし、数年で使えなくなる製品があるのは事実です。

夏は火傷をするほど熱くなりますし、冬は硬化し静電気が発生したり、プラスティックの劣化により白くなり粉を吹くなど報告されてます。又、温度に依る材料寸法の変化(伸縮)もあります。今後、予想される大きな問題は、廃棄処分が難しいことが挙げられます。つまり、プラスティックは焼却出来ない=環境破壊になるという問題です。

ウッドデッキは、ソフトにしろハードにしろ、天然の木材が樹脂に勝るということです。肌に触れる部分はやはり天然に限りますね。勿論、中でもウリンは将来に渡り、買い替えの必要が無く=コストパフォーマンスが最高でお薦めです。

f:id:chanoki:20170221101426j:plainレッドシダー6年でこうなります。

f:id:chanoki:20170221101518j:plainウリンでリニューアルしました。

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